歴史を感じる門をくぐると、水色の外壁と朱色の屋根が映える洋館が目に入ります
広々とした酒蔵にズラリと並ぶ、もろみタンク
やや硬水の丹沢系の仕込み水と、「もち四段仕込み」によって生み出すコクのある芳醇な味わい
旅人の心を癒すお酒として命名された「箱根街道」は、爽やかな酸味と柔らかい口あたりが特徴

石井醸造

県道から少し路地に入ったところにある明治3年(1870年)創業の「石井醸造」は、神奈川県を代表する梅の産地・曽我梅林の近くに位置し、梅の咲く時期には新酒の出来上がりと重なり観光客でにぎわいます。歴史を感じる門をくぐると、水色の外壁が映える洋館が目に入り、ここだけ時間が止まっているよう。
酒造りの特色は、もろみを通常の3回に分けて仕込む「三段仕込み」ではなく、4回に分ける「四段仕込み」を手間暇惜しまず行雲流水綿々と行っています。さらに4回目の仕込みを通常の掛け米では用いない“もち米”を使うことで、コクのある農醇タイプの酒質を造り出しています。

 

石井醸造

吟醸「曽我の誉」/720ml・1600円(税別)

いちおし日本酒

武家社会のエピソードとして語り継がれる「富士の仇討」で知られる曽我兄弟ゆかりの地で、かつて曽我村と呼ばれた地名にちなみ名づけられた代表銘柄「曽我の誉(ほまれ)」。
芳醇な味わいを堪能できる濃厚辛口の本醸造「曽我の誉」をはじめ、日本酒初心者さんでもまろやかで飲みやすい淡麗辛口の吟醸「曽我の誉」などがあります。

「曽我梅林の梅酒」は、地元・曽我梅林で収穫された白加賀の梅を四段仕込みの「曽我の誉」にじっくり漬け込んだ、地元ならではのお酒。全国梅酒品評会の日本酒梅酒部門では、2016年・18年・19年に銀賞を、2021年に銅賞を、2022年には最高金賞を受賞しています。(2020年は同品評会未開催)
日本酒を使用しているので、一般的な梅酒と比べてアルコール度数(12%)が低く、すっきりとした飲み口。甘さも控えめで水で割らずに豊かなコクを楽しめます。

石井醸造

「曽我梅林の梅酒」/720ml・1,400円(税別)



・「me-byo valley “BIOTOPIA”(未病バレー ビオトピア)」(大井町)
・「道の駅 足柄・金太郎のふるさと」(南足柄市)
   ※「イチおし!日本酒」の取り扱いについては、各店舗に問い合わせを

基本データ

スポット名 石井醸造
所在地 〒258-0016 神奈川県足柄上郡大井町上大井954
TEL 0465-82-3241
FAX 0465-82-3243
ホームページ https://ishiijozo.com/
駐車場 普通車 / 5台
大型車 / 2台
身障者用 / 2台
ペット同伴 不可

営業時間

直売店営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜、祝日
蔵見学 酒蔵見学は冬季(2月ごろ)に行います(予約制)。事前に問い合わせの上、申し込みください。
酒粕販売 1月~3月

アクセス

・東名高速道路「大井松田IC」より約10分
公共交通機関 ・JR御殿場線「上大井駅」徒歩約10分

※掲載情報は2024 年8月現在
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、営業時間等が変更になる場合があります。お出かけの際は、事前に各所ホームページもしくは電話にてご確認されることをおすすめいたします。