2022年11月30日にモロッコで行われたユネスコ無形文化遺産保護条約第17回政府間委員会において、山北町共和地区で伝承される「山北のお峰入り」を含む「風流(ふりゅう)踊」が代表一覧へ記載されました。
それを記念して2023年10月8日(日)、「ユネスコ無形文化遺産登録記念公演」として山北のお峰入りが公演されます。
「お峰入り」とは山中で修業を行うことを意味し、修験道の儀礼が芸能化したものと考えられています。また、南北朝時代に宗良親王が河村城に難を逃れた時から始まったという伝承もあり、笛・太鼓の調べや歌詞は万葉の時代を感じさせます。
演技は8種類11演目あり、天狗、獅子、おかめ、山伏、太鼓、笛などの役を約80名の男性が演じます。歌や踊りはすべて口伝えで伝承されていて、近年では5年ごとに公演を行っており、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
6年ぶりの記念となる公演です。お見逃しなく!
記念公演の詳細情報
日時
令和5年10月8日(日)
日程
- 受付 8:00~9:00
- セレモニー 9:10~9:40
- 記念公演 9:50~11:00
公演時間及び場所
川村小学校グラウンド(足柄上郡山北町山北1002)
※会場周辺に駐車場を設けますが、駐車可能台数に限りがあるため、公共交通機関のご利用にご協力ください。
観覧席
- 椅子席(有料)
- シート席(有料)
- 立見席(無料)
※観覧席は、事前申込制となります。「山北のお峰入り」専用ホームページから申し込みをお願いします。
※椅子席及びシート席での観覧は有料となります。
※立ち見席は「無料」となりますが、椅子席シート席同様に「山北のお峰入り」専用ホームページから事前申込をお願いします。
道行きの詳細情報
各会場にて演者が行列を組み、練り歩きます。
場所・時間
- 山北駅前商店街 11:50~12:30
- 大野山山頂 13:30~13:40